ヴェローナ

2015年11月13日

Italyii編集部

【コラム】「ロメオとジュリエット」の舞台!歴史の面影が残る都市「ヴェローナ」の魅力

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イタリア北部の地方都市ヴェローナは、素晴らしい街並みが世界遺産にも登録されています。

世界遺産にも登録された、悠久の歴史を感じる街


古代ローマ時代の円形闘技場や遺跡も数多く残されているヴェローナ。
この美しい街に感銘を受けた英国人のシェークスピアが、この地を舞台に戯曲を書き上げてしまったという逸話もあるほど。
「ジュリエットの家」 には毎年 50 万人以上の観光客が訪れ、今もたくさんの観光客が詰めかける大人気のスポットです。
中世の城カステルヴェッキオやラジョーネ宮殿、ルネッサンス期の建築物なども大変美しく、「ヴェローナ市街」としてユネスコの文化遺産に登録されています。


Photo by spencer77

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https://www.flickr.com/photos/spencer77/5812883244/

「ジュリエットの家」で、物語の世界に想いを馳せる


ヴェローナと言えば、誰もがこのストーリーを思い浮かべるのではないでしょうか。
かの有名な悲恋の物語が生まれたバルコニーの下には、物語を愛する大勢の観光客でにぎわっています。
家の前にはジュリエットの銅像が静かに佇んでいます。
この像にはちょっとしたジンクスがあり、像の右胸を触りながら恋の願い事をすると、その願いが叶うと言われています。


Photo by spencer77

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https://www.flickr.com/photos/spencer77/5812322763

また、ジュリエットの家には落書き自由なスペースがあり、観光客はここにお願いごとを書きこんでいくそう。
みんなの望み、叶えたい願い事は万国共通。
恋愛成就へ導く愛のお願い事が、ずらっと並んでいる壁面は圧巻です。
きっと、大好きな人との幸せな日々を願っているのでしょうね……。


Photo by Roamancing ...

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https://www.flickr.com/photos/roamancing/5795267661

恋の願いが集まる街、ヴェローナ


各国の恋人たちが集まるスポットに同じく、ヴェローナには南京錠がかけられた場所が沢山あります。
なんでも、カップルで南京錠をかけると永遠に結ばれるそう。
恋愛成就、縁結び、恋人同士の絆を深める鍵だと伝えられています。


Photo by Zemlinki!

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https://www.flickr.com/photos/zemlinki/2846000137


2000年以上前のアリーナを遺す、ブラ広場


市庁舎も面しているヴェローナ観光の中心ブラ広場。
アリーナ・ディ・ベローナ(円形闘技場跡)の前にあり、とても広々としています。
広場の周囲にはレストランやホテルなどでにぎわい、ヴェローナの活気ある風景を楽しめます。


Photo by Futta.NET

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http://www.futta.net/

古代ローマ時代のアリーナは必見!!


ジュリエットの家に同じく、ヴェローナの一大観光スポットと言えば「アリーナ・ディ・ベローナ」。
二千年も前に造られたとは信じがたい、素晴らしい遺跡です。

筆者は見事な建物の内部を見て歩きましたが、建築が大好きだったという古代ローマ人の建造物に対する情熱と静謐さを感じられました。


Photo by ilaria

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https://www.flickr.com/photos/1la/3342463146

■アリーナの詳細はこちら
【営業時間】
火~日 8:30〜19:30
月 10/7までは8:30〜16:30(チケット窓口は15:30まで)
イベント日 8:30〜16:30(チケット窓口は15:30まで)

夏季野外オペラ祭開催日 8:30〜17:30(チケット窓口は16:30まで)
【公式サイト】
http://www.arena.it/



中世の面影が残る、カステルヴェッキオ城とスカリジェロ橋


現在は市立美術館になっているカステルヴェッキオと、城と一体となったスカリジェロ橋もおすすめの場所。
夕暮れ時にカステルベッキオからこの橋を眺めたときは「ああ、なんて美しいんだろう」と感慨にふけりました。
アディジェ川沿いを散歩しながら、そこから眺めるスカリジェロ橋は素晴らしく、まるで中世時代にタイムスリップしたような雰囲気を味わえます。


Photo by Kosala Bandara

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https://www.flickr.com/photos/kosalabandara/10996202924

夕暮れ時の景色が美しいピエトラ橋もぜひ


ヴェローナ市内にはいくつかの橋がありますが、ピエトラ橋が市街地に一番近い橋です。
市街地を散策しながら少し足をのばすと、橋から川の全景を楽しめます。


IMG_1791


夕暮れ時の景色は大変美しく、悠久の歴史を感じながら、冬の街歩きをするのも良い思い出となるでしょう。
ちなみに、2月のヴェローナはさらにロマンチックで華麗なる街に変身。
今のヴェローナを象徴する「愛あふれるバレンタインデー」の大きなお祭りが催されます。



Flover e i suoi fiori a Verona in Love

Posted by Verona in Love on 2015年2月15日


Verona in Love 2015. I soffi d'amore!

Posted by Verona in Love on 2015年2月23日


引用:Verona in Love Facebookページより
https://www.facebook.com/veronainlove



クリスマスに欠かせない!ヴェローナの銘菓「パンドーロ」とは?


イタリアのクリスマスに欠かせない「パンドーロ」は、ヴェローナ発祥のお菓子。
「黄金のパン」という意味を持つパンドーロは、ヴェローナの家庭で作られてきた伝統菓子が変化したもの。
スポンジケーキのようにフワフワして甘くて美味しい、星形のケーキです。
ヴェローナに行ったら、ぜひお試しくださいね!


パンドーロにドライフルーツが入り円筒型になると、ミラノのお菓子「パネットーネ」になります。

パンドーロにドライフルーツが入り円筒型になると、ミラノのお菓子「パネットーネ」になります。


訪ねる前に:イタリアの冬の気候を知っておきましょう


筆者がヴェローナを訪れたときは真冬でしたが、あたたかい暖冬で寒さに震えることもなく、ホテル滞在中も室内は快適でした。
北部では12月から2月にかけて冷え込みが厳しくなります。
中部、南部でも雪が降る日もあります。
意外なことに中南部では大雪でも、北部では天候が良い位、地域で天気も変わりやすいです。
そのため、行きたい地域に絞って天候をチェックすることをおすすめします。


Photo by Zemlinki!

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https://www.flickr.com/photos/zemlinki/2846818832/

訪ねる前に:真冬はどんな服装がベスト?


冬のイタリア旅行には、南イタリアであろうとコートは必需品。
イタリア旅行の服装は日本の気温を目安に準備すればよいでしょう。
厚手コート、手袋、帽子、マフラーがあれば、どの地域でも十分です

悠久の時間を感じながらもロマンチックなエピソード溢れるヴェローナ、冬のイタリア旅で訪ねてみてはいかがでしょうか。


Italyii 関連記事:こちらもいかがですか?


ヴェローナはイタリアの中でも比較的穏やかな地域。
近辺の主要都市へのアクセスも良く、ミラノ、ヴェネツィア、ボローニャまでは2時間以内で移動できます。

■美しすぎるショッピング街?ミラノの観光名所「ガッレリア」に行ってみよう!
http://italyii.me/article/Galleria_Vittorio_Emanuele_2

■ボローニャの美しい建築が並ぶ「マッジョーレ広場」を歩きました。
http://italyii.me/article/Piazza_Maggiore_2

■ヴェネツィア路地裏逍遥。こだわりの雑貨屋を見つけに。
http://italyii.me/article/venezia_cartoleria

Information

Casa di Giulietta / Arena di Verona

ジュリエットの家 / アレーナ・ディ・ヴェローナ


URL:http://visitaly.jp/unesco/citta-di-verona

情報は掲載時のものです。マップは「ジュリエットの家」の位置をご紹介しています。

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