ボローニャ

2015年06月18日

Italyii編集部

高速で走る深紅の車体。イタリアンデザイン満載の列車で行くボローニャ中央駅

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スタイリッシュな高速列車「italo」と、北部の移動拠点となるボローニャ中央駅。駅には近代の悲しい歴史と、人々の思いが込められています。

ボローニャとフィレンツェを気軽に移動できる、高速列車とは?


今回ご紹介するのはボローニャ中央駅。
1859年開業の歴史あるこの駅は、イタリア交通網における主要駅でもあります。

ボローニャとフィレンツェを結ぶ高速線が走っており、相互へ気軽に出かけることもできます。
ローカル線でのんびり車窓から見える風景を満喫するのも楽しいのですが、今回注目したいのは高速線を走る列車の「italo(イタロ)」。
どのようなものか、駅と共にご紹介しましょう。


Bologna-Stazione Centrale-DSCF7236

By Twice25 & Rinina25 (Own work) [GFDL, CC-BY-SA-3.0 or CC BY 2.5], via Wikimedia Commons


あのフィアットグループが手掛けたデザインに注目!


高速列車「italo」の開発は、名車フェラーリを擁するフィアットグループの会長、ルカ・コルデーロ・ディモンテゼーモロ氏とトッズのデッラヴァッレ社長らの共同出資により、2006年12月に設立されました。

この車両デザインを請け負ったのは、数多くの名車をデザインした工業デザイナーのジウジアーロ。
アルファロメオやマセラティー、そして映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で有名な“デロリアン”の設計を行ったのもジウジアーロです。

彼が率いるイタルデザインチームが担当したと聞けば、鉄道ファンでなくとも期待に胸をふくらませるはずです。


AGV .italo Napoli side view
By Hoff1980 (Own work) [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons


試験走行を重ね、デビューしたのは2012年4月。

ミラノ~ローマ間、フィレンツェ~ローマ間を行き来する「italo」が駅に颯爽と入ってくる光景は、スタイリッシュの一言に尽きます。

シートはファーストクラスに相当する「クラブ」、ビジネスクラスに相当する「プリマ」、そしてエコノミークラスに相当する「スマート」と3種類ありますが、どのクラスの座席でも革シートが設置されており、Wi-Fiによるネット接続も可能という充実ぶり。
クラスに関わらず上質なサービスを受けることができます。

所要時間はローマからボローニャまでが2時間12分。
フィレンツェからだとより気軽に、37分ほどで移動します。


「降りるのが寂しくなる」と言われるほどの上質空間、もしイタリアへ行かれるなら、是非味わってみたいですよね。
予約は「ヨーロッパレールウェイ」から、日本語でも予約ができます。
旅の思い出にトライしてみてはいかがでしょうか。

http://www.raileurope-japan.com/

中には、italoでの移動を盛り込んだツアーもあります。
交通手段もまとめて予約するなら、ツアーで申し込まれるのも一つの手と言えるでしょう。


ボローニャの駅の悲しい歴史と、時計に込められた思い


とても美しいボローニャの駅舎ですが、1980年には駅爆破テロという痛ましい事故が起こってしまいました。
多くの人々の命が奪われた大惨事を忘れないため、駅舎の入り口には慰霊碑が建てられています。
8月2日は犠牲者を追悼する記念日とされ、毎年国際作曲コンクールをマッジョーレ広場で開催しています。


被害を受けたボローニャ中央駅は、再建後も事件を忘れないため、床の状態や壁のひびはあえて残され、駅の時計はテロ発生時の10時25分で止められたままになっています。

ボローニャ中央駅に降り立ったら、まずは止まったままの時計を見に行ってください。
多くの人の想いを感じ取ることができるはずです。

※編集部注:写真の出典明記、構成の見直しをいたしました。
ヘッダー・サムネイル:Pixabay


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Information

italo / Stazione di Bologna Centrale

イタロ/ボローニャ中央駅



マップはボローニャ中央駅をご紹介しています。

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