ナポリ

2017年04月04日

Italyii編集部

ピッツァを120%楽しもう!知っていれば迷わない、ピッツァのアレコレ

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イタリア旅行に欠かせないグルメと言えば「ピッツァ」。せっかくイタリアに行くなら美味しいピッツァを味わってみたいもの。イタリアと日本では同じピッツァと言っても、食べ方やオーダーの方法など、たくさんの違いがあります。そこで、知っておけばもっと楽しめるピッツァの種類や代表的メニューなどをご紹介します。

写真: la luce

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知っておきたいお店の種類


写真: la luce

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美味しいピッツァを味わいたいなら、ピッツァ専門店の「ピッツェリア」へ行くのが一番!イタリアの町を歩いているとピッツェリアをはじめ、リストランテ、トラットリア、オステリア、バール……と、お店ごとに様々な名称が付いています。日本料理にも懐石料理や居酒屋などのカテゴリー分けがあるように、イタリア料理店もカテゴリーごとに名称があるのです。ピッツァの前に、まずは簡単にお店の種類をご紹介します。

※日本語では「ピザ」の名称が一般的ですが、イタリアでは「ピッツァ」と発音するため、当記事内では「ピッツァ」と表記しています。


リストランテ(Ristorante)


日本で言う「レストラン」のこと。星付きの高級店から大衆的なリストランテまで、お店によってさまざまですが、比較的ゆっくりと落ち着いて食事ができるお店が多いです。
リストランテによっては予約が必須だったり、ドレスコードが必要だったりする場合もあるので、行く前には要確認です。


トラットリア(Trattoria)


リストランテよりカジュアルなイタリア料理店を指す名称です。カジュアルながらコース料理を食べられるお店も多いので、少しラフな雰囲気でイタリア料理を楽しみたいときにおすすめ。


オステリア(Osteria)


トラットリアよりもさらにカジュアルな料理店で、地元の人もよく利用します。大衆食堂のような打ち解けた雰囲気で、庶民的な料理が楽しめます。


ピッツェリア(Pizzeria)


ピッツァ専門店を表す名称が「ピッツェリア」。美味しいピッツァを味わいたいなら、迷わずピッツェリアに行くのが正解!揚げ物やデザート等のサイドメニューまで充実しているお店から、ピッツァとドリンクのみというシンプルなお店までさまざまです。


バール(Bar)


日本でバーというとお酒を呑む場所のイメージが強いですが、イタリアではカフェや喫茶店を意味します。バールはイタリア人にとって欠かせない、大切な存在。朝のエスプレッソに始まり仕事中の休憩や食後の一杯など、イタリア人にとって無くてはならない習慣の一部になっています。

軽食やジェラート、アペリティーボ(食前酒)もできるバールも多いので、旅行者にも便利な存在です。ちょっと小腹がすいたときや休憩したいときに、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

このように、リストランテやピッツェリアなどの名称で、だいたいのお店の格付けや雰囲気が分かりますが、厳密な決まりはありません。リストランテと書いてあってもカジュアルで庶民的なお店もあれば、オステリアでもきっちりとした雰囲気の、高級なお店もあります。ですので、お店選びの目安として名称ごとの違いを覚えておくくらいが、ちょうどいいかもしれません。


ピッツァの食べ方・オーダーの仕方


写真: la luce

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ひとくちにピッツァと言っても、日本とイタリアでは、食べ方やオーダーの方法が少し違います。どちらが正解、ということはありませんが、ここでは知っておくとスマートな、イタリア式のスタンダードをご紹介します。


ピッツァはナイフとフォークで


イタリアのピッツェリアに行くと、テーブルにはナイフとフォークが用意されています。日本でピッツァというと、みんなでワイワイと楽しみながら手づかみで食べる、というイメージがありますが、イタリアではナイフとフォークで食べるのがスタンダード。ピッツェリアやリストランテに入ってみると、ほとんどのイタリア人はナイフとフォークで食べています。

ただ、ピッツァの食べ方に厳密なマナーがあるわけでは無く、手づかみで食べてもOK。テイクアウトして道端で食べる場合は、もちろんみんな手に持って食べています。アツアツの出来立てピッツァは、手づかみで食べるのが一番美味しい気もしますが、おしゃれなリストランテやピッツェリアでは、周りのイタリア人と同じくフォークとナイフで食べるのがスマートかもしれません。


基本的に1人1枚、シェアしない


日本では一皿をシェアして食べるのは一般的ですが、イタリアでは1人1皿が基本。1枚だけオーダーして半分ずつシェアすることはあまりスマートではないので、1人1枚をオーダーしましょう。とは言っても、大きくボリュームのあるピッツァを1人で全部食べるのは大変。

そんな時は、耳の部分を残して具がのっている真ん中だけを先に食べます。最後にまだお腹に余裕があれば、食べ残した耳を食べます。イタリアでも、特に女性はこんな風に食べていることが多いです。


代表的な5種類のピッツァ


写真: la luce

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メニューに書いてあるピッツァの名前がわからない……なんてことが無いように、代表的な5種類のピッツァを、イタリア語の表記と共にご紹介します。前もって知っておけば、オーダーする時の楽しみも広がりますよ。


マルゲリータ(Pizza Margherita)


トマトソース(赤)、モッツァレラチーズ(白)、バジル(緑)でイタリア国旗のように見立てたイタリアピッツァの代表。イタリア王妃のマルゲリータ(※)が気に入ったことから、彼女の名が付けられたと言われています。

特におすすめなのは、濃厚で風味豊かな「水牛のモッツァレラチーズ」が乗ったマルゲリータ。モッツァレラチーズは、水牛のミルクから作られたものを「モッツァレッラ・ディ・ブーファラ(Mozzarella di Bufala)」と呼び、乳牛のミルクから作られたものは「フィオル・ディ・ラッテ(Fior di Latte)」と呼ばれ区別されています。
水牛のチーズは、乳牛よりも飼育が難しくミルクの量も少ないため希少価値が高く、少し値段も上がりますが、その分ミルキーで濃厚。マルゲリータを頼む際は、ぜひ水牛のモッツァレラチーズ入りを頼んでみてくださいね!


※編集部註……イタリア王妃のマルゲリータとは、マルゲリータ・ディ・サヴォイア=ジェノヴァ(1851~1026)のこと。元はサヴォイア家の王族で、時のイタリア王ウンベルト1世と結婚したことによりイタリア王妃となりました。


マリナーラ(Pizza Marinara)


トマトソース、オリーブオイル、オレガノ、にんにく(これにアンチョビが入ることも)だけの、とってもシンプルなピッツァ。マリナーラはイタリア語で「船乗り」を意味し、ナポリの船乗りがよく食べていたことから、この名前が付けられたと言われています。

現在ではイタリア中に広まり、マルゲリータと並ぶ定番の一枚です。チーズやサラミなどが乗っていないため、さっぱりとした味わい。シンプルなだけに、素材の味や職人の腕によって味わいが大きく異なる、奥が深いピッツァでもあります。


クアットロフォルマッジ(Pizza Quattro formaggi)


「4種類のチーズ(クアットロ=4、フォルマッジ=チーズ」の名の通り、4種類のチーズが乗ったピッツァ。チーズの種類はお店によってさまざまですが、イタリア料理でおなじみの「パルミジャーノ」や「モッツァレラ」に、クセのあるブルーチーズの「ゴルゴンゾーラ」、強い香りが特徴的な「タレッジョ」などの組み合わせが代表的です。

タイプの異なるチーズが組み合わされ、風味や香りが一層楽しめる、チーズ好きにはたまらないピッツァです。


ディアボラ(Pizza alla diavola)


ディアボラとは、イタリア語で「悪魔風」を意味します。トマトソースやチーズ、バジリコなどの定番の具材に、唐辛子やスパイシーなサラミなどを加えたピリ辛ピッツァです。

なお、イタリアではピッツァにタバスコをかける習慣がないため、店内にタバスコが置かれていることはほとんどありません。そのため、辛いものがお好きな方は、このディアボラがおすすめです。


カルツォーネ(Calzone)


写真: la luce

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ピッツァの生地に具材を包み焼き上げた、包み焼きピザ「カルツォーネ」。イタリア語で“畳んだ靴下”を意味する“カルツァ”が語源です。
日本ではあまり見かけませんが、イタリアではこちらもポピュラーなピッツァ。生地にナイフを入れると、トロトロの具材が溶け出します。生地に包まれてチーズやソースに直接火が当たらないため、焦げずにとろとろの状態で味わえるのです。
こちらも、イタリアを訪ねたらぜひ味わってほしい一品です。


本場のピザを、イタリア流で楽しんでみましょう!


写真: la luce

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ピッツァにまつわるアレコレの知識はいかがでしたか?
せっかくイタリアへ旅行するなら、美味しいピッツァを楽しみたいもの。お店のカテゴリーや代表的なメニューを知っておけば、注文がしやすくなるはずです。
写真のように、テラス席でビーチを眺めながらピッツァと飲み物をいただく……そんな時間を堪能できるのも、本場ならでは。

ぜひ、イタリアのピッツァを満喫してみてくださいね!

執筆・写真:Italyii ライター la luce
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情報はライター執筆時のものです。

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