チンクエ・テッレ

2015年10月26日

Italyii編集部

イタリアで海の幸を食べるなら。海辺の街で出会った絶品シーフード!

2,263View

イタリアには海の幸がたくさん!ライターがいただいた北部のグルメをご紹介します。

海沿いを訪ねるなら、シーフードをいただきましょう


南北に長いイタリアでは各地で気候や風土が異なり食材のバリエーションも多岐に渡ります。その中でも、やはり海に囲まれていることもあってシーフードはイタリアで食べられる代表的な食材。

今回は、筆者が旅先で出会った絶品シーフードをご紹介しましょう。


その1:チンクエテッレのフリット・ミスト(チンクエテッレ各村)


南イタリアの魚介の豊富さは言わずもがなですが、北イタリアのシーフードもなかなかのもの。イタリア北西部リグーリア州はリグーリア海に面した海辺の州。煌めく太陽と青い空が、まるで南イタリアのような明るい雰囲気を醸し出しています。

リグーリア州で有名な世界遺産と言えば、5つの個性的でカラフルな村が連なるチンクエテッレ。入り組んだ海岸線、険しい断崖に張り付くようにして出来た村々は土壌が貧しいため、主に漁業とワイン作りで成り立ってきたのだとか。


風光明媚な土地として人気のチンクエ・テッレ

風光明媚な土地として人気のチンクエ・テッレ

Photo by Daniel Stockman

そんな村々のシーフードはどこで食べても外れなし。村のレストランには必ず新鮮なシーフードが並びます。そんな中で病みつきになること間違いないのが、魚介のミックスフライことフリット・ミスト。新鮮な小魚やコイウカ、エビなどをまるごとカラッと揚げて出来立てをテイクアウトできます。フリット・ミストはイタリア中で食べられますが、ここではアンチョビのフライが入っているのが特徴的。小魚独特の香ばしい風味がアクセントとなり、サクッと軽いフライについつい手が伸びてしまいます。レモンをぎゅっと絞って召し上がれ。


引用:Flickrより フリット・ミスト(fritto misto)はミックスフライの意味。イタリア各地でいただけます。
fritto misto


引用:Flickrより 
pranzo ieri - fritto misto


その2:リストランテ・サンジョバンニのコッツェ・リピエーネ(カサルッツァ・リグーレ)


Photo by Pixabay Public Domain

Photo by Pixabay Public Domain

チンクエテッレ最北の村、モンテロッソ・アルマーレからさらに北西へ進み、海岸線からほんの少し山側に入ったところにある静かな村、カサルッツァ・リグーレ。ここには、地元民をも唸らせる絶品のシーフード・リストランテがあります。近くに佇む小さな教会の名をとって「サンジョバンニ」と名付けられた明るい雰囲気のレストランは、花と緑に囲まれたベストロケーション。家族経営のこじんまりした店にも関わらず、連日予約でいっぱいなのだとか。

新鮮そのものの獲れたてシーフードは、生でも、焼いても煮ても、とにかく美味。殻付きムール貝のムース仕込み(コッツェ・リピエーネ)は、ムール貝の中に、ジューシーでぷりぷりした身と共にチーズ、アンチョビペースト、オリーブオイルやイタリアンパセリを詰め、コックリしたトマトソースで煮込んだ一皿。
ムール貝本来の旨みや食感に、複雑な味がプラスされ、うーん、オイシイ!

【Ristorante San Giovanni】
住所:Via Monsignor Podestà 1.CASARZA LIGURE(GE)


その3:トラットリア・アル・ガット・ネッロのスパゲッティー・ボンゴレ(ヴェネツィア)


漁師たちが目印のために塗った壁は、いまや観光スポットに

漁師たちが目印のために塗った壁は、いまや観光スポットに

ヴェネツィアにある島と言えば、カラフルな家々が印象的なブラーノ島。
沖合から帰ってくる漁師たちが自分の家を分かりやすくするために壁をカラフルに塗ったのが始まりだというのだから、ここは根っからの漁師町。もちろんシーフードが美味しくないワケありません。

そんなブラーノ島で人気No.1と名高いのが、予約必須のトラットリア・アル・ガット・ネッロ。売りは魚介の鮮度!さっき獲ってきたばかりの魚介が、もうテーブルに並ぶのです。決まったメニューの他に、その日の漁の具合でオススメが変わります。調理法も好きに選べるため、好みの魚介を好きな食べ方で、というのも良いかもしれません。白ワインに合う魚介のパスタはバターの効いた強めの味付け。王道のスパゲッティー・ボンゴレは貝の旨みの沁みだすスープがオリーブオイルと相まって、納得の美味しさです。


Trattoria Al Gatto Nero
公式サイト:http://www.gattonero.com/


キュートな街並みで注目を集めるブラーノ島。散策と一緒にランチも楽しんでみては!

キュートな街並みで注目を集めるブラーノ島。散策と一緒にランチも楽しんでみては!

その4:トラットリア・アッラ・マドンナのイカスミパスタ(ヴェネツィア)


リアルト橋周辺の路地裏をさまよってみましょう。

リアルト橋周辺の路地裏をさまよってみましょう。

そしてヴェネツィア本島の有名トラットリアと言えばマドンナ。バーカロ(居酒屋)がひしめく路地裏にある店に入ると、常連や観光客でぎっしりです。その人気の秘密は値段がお手頃だということと、ヴェネツィア本来の魚介をメインにした家庭料理を守っているということ。そして今では日本でもポピュラーになったイカスミのパスタは、この店発祥だといわれています。

ベースにトマトを使ったソースは照りがあってまろやかな口当たり。
ヴェネツィア名物でもあるイカスミパスタを食すなら、ぜひマドンナで。

【Trattoria alla Madonna】
公式サイト:http://www.ristoranteallamadonna.com/


さて、魅力的なイタリア・シーフードの世界、いかがだったでしょうか。
海辺の街で食すシーフードはやはり絶品。青い海を眺めながら、豊かな海の幸に感謝するひととき。きっと忘れられない旅の思い出になることでしょう。

※編集部注:一部構成の見直しをいたしました。


チンクエ・テッレ方面沿いのリグーリア海。海の恵みを存分に味わって!

チンクエ・テッレ方面沿いのリグーリア海。海の恵みを存分に味わって!

Italyii 関連記事:こちらもいかがですか?


チンクエ・テッレ……モンテロッソ・アル・マーレの記事
http://italyii.me/article/Monterosso_Al_Mare

チンクエ・テッレ……リオ・マッジョーレのレストラン「エノテカ・ダウ・シーラ」
http://italyii.me/article/Enoteca_Dau_Cila

ヴェネツィア ……ブラーノ島
http://italyii.me/article/Burano_passeggiata

ヴェネツィア……リアルト橋、カナル・グランデ周辺
http://italyii.me/article/venezia_canal_grande

Information

Ristorante San Giovanni / Trattoria Al Gatto Nero / Trattoria alla Madonna

リストランテ・サン・ジョバンニ / トラットリア・アル・ガット・ネッロ / トラットリア・アッラ・マドンナ



情報はライター執筆時のものです。最新情報は各種公式サイトなどをご確認ください。

PICKUP

根強い人気のある記事をピックアップしました!